中学で数学が苦手になる生徒さんの多くが、
1年生で習う正負の数、文字式、一次方程式の基本的な計算でつまずいてしまっているようです。
1年生で習う計算に難があると、
その後の学習内容が理解出来なくなってしまったり、
計算に時間がかかってしまったりと、
学習の効率が悪くなってしまいます。
数学か苦手になっている場合は、1年生の教科書や問題集で計算問題をしっかりやり直していきましょう。
また、教科書に出てくるレベルは出来ていても、
分数や小数が混じった計算や四則演算になると、正答率が悪くなる学生の方もいます。
その場合、基本レベルの計算練習が不足しています。
正確に計算が出来ることは、応用レベルの問題を解くためにも大切になりますので、
週末や長期休暇、毎日の学習に取り込み、徹底的にやり直すようにしていきましょう。
計算方法がよく分からなくなっている場合は、
教科書の例題をノートに写して、やり方を理解し、類題を自分でやっていくという方法を繰り返していってください。
途中計算をしっかりと書いていくことが大切です。
小学校時代は計算が得意で、暗算でやる癖がついている生徒の方ほど、
複雑な計算になるとミスをしやすくなってしまいます。
正確に計算できるまでは、必ず例題と同じように丁寧に計算をしていきましょう。
計算問題のやり方は、学年が上がっても同じです。
例題をしっかりノートに書き写して理解していく癖をつけることは、高校の数学を理解することにも繋がります。
まずは,基本計算を自分で理解して、練習するようにしてください。